ファクタリングは、スピーディーな資金調達ができ、自社の経営状況が悪く赤字でも利用できる資金調達方法として、近年、非常に大きな注目を集めています。
ファクタリングは、すべての業界でおすすめの資金調達方法ですが、特にIT業界と相性が良いと言われているのを皆さんはご存知でしょうか?
- ファクタリングはIT業界と相性が良い理由は以下の3つ
- IT業界は資金が実際に入ってくるまで遅い
- 新規参入企業が多いため赤字の企業も多い
- 信用情報が傷つかないため、今後銀行融資を受ける際の障壁にならない
- IT業界で起業をするならファクタリングは選択肢に入れておくべき
IT業界とは?
IT業界とは、今更になりますが「インフォメーションテクノロジー」の略になります。情報通信業が主な業種に該当します。
2020年にコロナウィルスが発生し、ITは今まで以上に注目を集めるようになりました。
コロナショックの後、株価はV字回復をしましたが、特に大きく上昇したのは情報通信業、つまりIT業界になります。
今後も、主要産業として君臨する可能性が非常に高いIT業界ですが、なぜIT業界はファクタリングと相性が良いのでしょうか?
ファクタリングがIT業界と相性が良い主な理由は3つ!
ファクタリングがIT業界と相性が良い理由はたくさんありますが、主な理由は3つに集約されます。
- IT業界は資金が実際に入ってくるまで遅い
- 新規参入企業が多いため赤字の企業も多い
- 信用情報が傷つかないため、今後銀行融資を受ける際の障壁にならない
ファクタリングがIT業界と相性が良い理由についてわかりやすく説明します。
IT業界は資金が実際に入ってくるまで遅い
IT業界は、納品してからクライアントが検収するまでの時間が長いです。検収が終了してようやく実際にお金が入ってくるので、お金が入ってくる間に資金がショートしてしまう可能性は十分あります。
ファクタリングは、売掛債権さえあれば、スピーディーに資金調達できる調達方法です。
資金が入ってくるまでのフローが長いIT業界にとっては非常にありがたい資金調達方法といえるのではないでしょうか?
新規参入企業が多いため赤字の企業も多い
IT企業は、初期投資があまり必要なく起業することができるため、新規参入企業が非常に多いのも特徴です。
しかし、新規参入企業の場合、日本政策金融公庫からの融資が期待できますが、実績がないため民間の銀行からの融資は期待できません。
また、赤字になってしまうとなかなか融資を受けるのは難しいでしょう。
一方、ファクタリングの場合は、売掛先の経営状況さえしっかりしていれば、自社の経営状況が悪くても資金調達が可能です。
新規参入企業や赤字企業にとって非常にありがたいのではないでしょうか?
信用情報が傷つかないため、今後銀行融資を受ける際の障壁にならない
ファクタリングは、信用情報機関に登録されるわけでもなく、決算書に載せる必要もありません。
つまりファクタリングの利用は、書類上、銀行にばれることは無いのです。
もちろん、3社間ファクタリングの場合、取引先の企業がぽろっとしゃべってしまう可能性がなくはありません。しかし、情報管理が厳しい今、なかなかそのようなことはないでしょう。
銀行にファクタリングの利用がわからないのは大きなメリットです。なぜなら、今後融資を受ける際のデメリットにならないからです。
ファクタリングを利用しても、信用情報に傷がつかないことや銀行にわからないのは大きなメリットになるでしょう。
ファクタリングのデメリットも抑えておこう
ファクタリングは、スピーディーに資金調達ができるなど非常に有用な資金調達方法であることに間違いはありません。
しかし、銀行融資やカードローンなどに比べて手数料が高いのは事実です。
未来永劫ファクタリングを使い続けていると、利益を圧迫してしまうことになります。ファクタリングの利用は、最小限にとどめるべきでしょう。
IT業界で起業をするならファクタリングは選択肢に入れておくべき
今後、IT分野で起業を考えている方は、ぜひファクタリングは選択肢に入れておくべきです。
なぜなら、IT業界の資金フローは想像している以上に遅いからです。納品してから2〜3ヶ月お金が入ってこないのは珍しくありません。
この間、もし従業員を雇っている場合、しっかり給料は払わなければなりませんし、経費はどんどん出ていくものです。
もちろん、新規に起業する場合は、日本政策金融公庫の融資の利用ができる可能性が高いですが、スピーディーに資金調達できるファクタリングはぜひ選択肢に入れておくべきでしょう。
IT業界にオススメのオンラインファクタリング3選
IT業界の方にとっては、インターネットを利用した取引は非常に馴染み深いものでしょう。
ファクタリングの世界でも、オンライン化の流れは進んでおり、最近ではWeb完結で資金調達ができる「オンラインファクタリング」のサービスが増えてきています。
オンラインファクタリングのメリットは次のようなものです。
- PC・スマホがあればいつでもどこでも利用できる
- Web完結だから、24時間365日申込みできる
- 手数料が安い
- 小口の売掛金に対応してくれる
- 必要書類が少ない
以下では、そんな「オンラインファクタリング」のサービスの中でも、おすすめの3社を紹介します。
QuQuMo(ククモ)
当サイトイチオシのファクタリングサービスが株式会社アクティブサポートが運営する「QuQuMo(ククモ)」のオンライン売掛金前払いサービスです。
従来のファクタリングと違い、PC・スマホを使ってオンライン手続きで完結するため、オフィスにいながら資金調達ができます。
さらに手数料もリーズナブルなうえ、幅広い額の売掛金を取り扱ってくれるため、中小企業から個人事業主・フリーランスまで非常に利用しやすいファクタリングサービスです。

対面での面談も不要ですので、交通費や移動時間のコストが掛からないのも嬉しいポイントです。
会社名 | 株式会社アクティブサポート |
代表者名 | 羽田 光成 |
所在地 | 東京都豊島区東池袋3-9-12 ニットービル9階 |
設立 | 2017年9月 |
事業内容 | ファクタリング事業 各種コンサルティング事業 |
取引形態 | 2社間ファクタリング |
手数料 | 1%〜14.8% |
取引可能額 | 上限なし |
対応エリア | 全国 |
資金化スピード (最短) | 2時間 |
個人事業主の利用 | ○ |

PayToday(ペイトゥデイ)
PayToday AIファクタリングは、Dual Life Partners株式会社が運営するオンライン完結型のファクタリングサービスです。
ポイントはなんと言っても手数料の安さ!
1%から最大でも9.5%までと非常にリーズナブルになっています。

その分、若干審査が厳しいかもしれませんが、申し込み自体は非常に簡単なので、「QuQuMo online」と相見積もりをとって、安い方を利用するのがオススメです。
オンライン完結のサービスなので、対面での面談が不要なのも嬉しいポイントです。
会社名 | Dual Life Partners株式会社 |
代表者名 | 矢野 名都子 |
所在地 | 東京都港区南青山2-2-6 ラセーナ南青山7F |
設立 | 平成28年4月 |
事業内容 | ファクタリング事業 |
取引形態 | 2社間ファクタリング |
手数料 | 1%〜9.5% |
取引可能額 | 上限・下限なし |
対応エリア | 全国 |
資金化スピード (最短) | 即日 |
個人事業主の利用 | ○ |

ネクストワン
株式会社ネクストワンのファクタリングは、一般的な対面型の手続きだけでなく、申し込みから契約までオンラインでも対応してくれます。
最低30万円から買取してくれるうえ、1.5%〜10%とリーズナブルな手数料も魅力です。
手続きは最短即日で、はじめて利用する人でも簡単になっています。

ただし契約時に対面での面談が必要なことにご注意ください。
会社名 | 株式会社ネクストワン |
代表者名 | 星野弘幸 |
所在地 | 東京都千代田区内神田3-24-4 9STAGEkanda 6F |
設立 | 2015年8月 |
事業内容 | ファクタリング事業 |
取引形態 | 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング |
手数料 | 1.5%〜10% |
取引可能額 | 30万円〜上限なし |
対応エリア | 全国 |
営業時間 | 9:00〜19:00(平日) |
資金化スピード (最短) | 翌日 |
個人事業主の利用 | ○ |

まとめ
今回は、IT業界と相性の良いファクタリングと言うテーマで説明をしました。
- ファクタリングはIT業界と相性が良い理由は以下の3つ
- IT業界は資金が実際に入ってくるまで遅い
- 新規参入企業が多いため赤字の企業も多い
- 信用情報が傷つかないため、今後銀行融資を受ける際の障壁にならない
- IT業界で起業をするならファクタリングは選択肢に入れておくべき
一見すると、相性が良いとは思えない組み合わせですが、IT業界とファクタリングは実に相性が良い組み合わせです。
ぜひ今回の記事は、IT業界で起業を目指している方は特に参考にしていただければ幸いです