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ファクタリングの『手数料』相場・仕組みとコスト削減4つの方法を解説

ファクタリング手数料

ファクタリングを利用する際には「手数料」の仕組みを理解していないと、無駄なコストを支払うことになります。

資金調達スタート

難しいことはなく、基本的な仕組みを理解しておけば十分です。

この記事では、ファクタリングの手数料の仕組み・相場と、手数料を下げるための方法を解説します。

この記事でわかること
  • ファクタリングの手数料の仕組み
  • ファクタリング手数料の相場
  • ファクタリング手数料を下げる方法

ファクタリングってどんなサービスなの?という方は、以下の記事をご覧ください。

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目次

そもそもファクタリングの『手数料』って何?

手数料とは?

『ファクタリング』は、入金前の売掛金をファクタリング会社に売却することで、入金日よりも早く現金化する資金調達方法です。

この際、売掛先が倒産して売掛金を現金化できなくなる可能性があります

こういったリスクをファクタリング会社が負担する代わりに、利用者が支払うコストが「手数料」です。

一般的に、ファクタリングの手数料は売掛金額に対する割合で示され、売掛金の売却額に対してこの割合を掛けたものが実際に負担するコストとなります。

たとえば売掛金100万円、手数料10%の場合は次のように計算できます。

例)売掛金100万円、手数料10%の場合

100万円 ✕ 10% = 10万円

この場合、利用者がファクタリング会社に支払う手数料は10万円になります。

そして売掛金額から手数料をひいた残りの90万円が利用者が手にする資金です。

ファクタリングの『手数料』の相場を比較

手数料の相場

ファクタリングの手数料の相場は契約方法によって、おおよそ以下の表のようになっています。

契約方法手数料
2社間ファクタリング5%~20
3社間ファクタリング1%〜10%
ファクタリングの手数料の相場

このように、ファクタリングの手数料は2社間ファクタリングか3社間ファクタリングかで大きく相場が異なるのです

次の章では、手数料を決める要因について、より詳しく見ていきましょう。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いについては、以下の記事をご覧ください。

ファクタリングの『手数料』を決める7つの要因

手数料はどうきまる?

ファクタリングの手数料は、ファクタリング会社が負うリスクの高さによって決まります。

ファクタリングの手数料を決める主な要因は、以下の7つです。

ファクタリングの手数料を決める要因
  • 2社間ファクタリングか3社間ファクタリングか
  • どんな業種・業態向けの債権か
  • 注文書か請求書か
  • 売掛先の信用力
  • ファクタリングの利用回数
  • 売掛金の金額
  • 利用者の人柄

①2社間ファクタリングか3社間ファクタリングか

一般的に、2社間ファクタリングのほうが手数料が高くなります。

これは2社間ファクタリングのほうがファクタリング会社側のリスクが大きいためです。

なら3社間ファクタリングを選べば良いの?

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ここは意外と難しいところです。

たしかに、3社間ファクタリングは手数料は安めです。

ですが、3社間ファクタリングでは契約時に取引先の承諾が必要となります。

最近ではファクタリングの知名度も高まり、利用者も増えていますが、いまだにファクタリングに対する悪いイメージを持っている方は少なくありません

そのため、取引先にファクタリングの利用を知られると、以後の取引に影響がでる可能性があります。

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手数料だけを考慮した安易な選択は危険です。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いについては、以下の記事をご覧ください。

②どんな業種・業態向けの債権か

たとえば医療関係の債権(診療報酬債権介護報酬債権)は、国が債務者になるため回収が確実に見込めることから手数料が安くなる傾向があります。

また、建設業向けの債権は建設業振興基金による債務保証が受けられることから、手数料は安くなりやすいです。

建設業向けのファクタリングについては、以下の記事をご覧ください。

③注文書か請求書か

一般的なファクタリングでは、仕事を完了した後に発行される「請求書」を売却します。

一方、注文書ファクタリングは、仕事を受注した際に発行される「注文書」をファクタリング会社に売却して資金調達ができるサービスです。

注文書ファクタリングを利用すれば、仕事に必要な資材や人員の確保のための資金を仕事を受注した時点で調達でき、資金繰りの改善に大いに役立ちます。

ですが、長期の債券は未回収リスクが高くなるものです。

そのため、注文書ファクタリングでは、手数料は高くなる傾向があります。

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また、注文書ファクタリングに対応したファクタリング会社が少ないのもネックです。

注文書ファクタリング』については、以下の記事をご覧ください。

④売掛先の信用力

ファクタリング会社にとっては、予定通り売掛金を回収できるかが最大の関心事です。

そのため、ファクタリングの審査では売掛先の経営状況が最重要視され売掛先の信用が高いほど手数料は安くなります

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基本的に、大手企業や公的機関の売掛金のほうが有利です。

ファクタリングの「審査」については、以下の記事をご覧ください。

⑤ファクタリングの利用回数

初めてファクタリングを利用する方よりも「きちんと売掛金の回収ができた」という実績が多くある方のほうが信用力は高くなり、手数料は安くなります。

⑥売掛金の金額

基本的には売掛金の金額が高額になるほど、手数料は低くなりやすい傾向にあります。

これはファクタリング会社にとって高額案件のほうが効率的に稼げるためです。

たとえば100万円の売掛金を手数料10%で買い取ると、ファクタリング会社の利益は最大10万円ですが、1,000万円の売掛金を手数料5%で買い取れば、利益は最大50万円です。

ただし売掛先の信用が低い場合は、売掛金が高額であるほどファクタリング会社が背負うリスクが高くなります。

そういった場合はかえって手数料が高額になったり、審査で買取NGとなることもあります。

⑦利用者の人柄

利用者の人柄も、重要な審査ポイントです。

ファクタリングは貸金ではないため、保証人・担保を取りません

つまりファクタリング会社は、何の保証もない状態で資金を提供することになるわけです。

そこで重要なのが「この人は、きちんと売掛金を回収して、支払いを行ってくれるか」という点です。

身だしなみや言葉遣いなど、ビジネスの場で当たり前のことを気にするだけで、意外なほど大きな差がでますよ。

ファクタリングの『手数料』を安くするには?

手数料を安くするには?

ここでは、手数料を下げるための方法を紹介します。

手数料を安くする方法
  • 手数料の安いファクタリング会社を選ぶ
  • 相見積もりを取る
  • 取引先の信用力を示す証拠をそろえる
  • 粘り強く交渉する

手数料の安いファクタリング会社を選ぶ

第一に、ファクタリング会社選びが大切です。

ファクタリング会社によっては、手数料の安さを追求した業者もあれば、スピードにこだわる会社もあります。

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特に、手数料の上限が安いファクタリング会社を選ぶと良いでしょう。

また、最近ではオンラインで完結するサービス(オンラインファクタリング)を提供しているファクタリング会社も増えてきました。

オンラインファクタリングでは、ファクタリング会社側の人的コストも削減できることから、対面のサービスに比べて手数料がリーズナブルな傾向があります。

オンライン完結」で資金調達したい方は、以下の記事もご覧ください。

相見積もりを取る

ファクタリング利用時は、相見積もりを取るのが鉄則です。

他社との競合をほのめかすだけでも、手数料交渉が有利に進む可能性が高くなります。

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とはいえ、資金調達を急ぎたいときに相見積りを取るのは大変です。

そこでおすすめなのが、ファクタリングの一括見積りサービスです。

これは、一度の問い合わせで複数のファクタリング会社から見積もりを受け取れるもので、イメージとしては引っ越しの一括見積もりサービスのようなものです。

手軽に相見積もりが取れるだけでなく、提携するファクタリング会社は優良企業に限定されているので、安心して利用できます。

売掛先の信用力を示す証拠をそろえる

売掛先の信用が高いほど手数料は安くなります

少しでも手数料を抑えたいのであれば、売掛先の信用力を証明できる証拠書類を用意しましょう。

たとえば以下のようなものです。

  • 商工リサーチなどのデータベースの情報
  • 過去の請求書や入金履歴
  • その他、取引実績を示す書類

粘り強く交渉する

最終的にどの程度の手数料で契約できるかは、交渉次第な部分でもあります。

自社の状況にあったファクタリング会社をみつけ、粘り強く交渉することが大切です。

ファクタリング『手数料』の注意点

注意点

ここでは、ファクタリングの手数料について注意したいポイントを解説します。

ファクタリング手数料の注意点
  • 手数料の内訳は必ず確認する
  • 手数料以外のコストを確認する
  • 消費税は含まれない
  • 実質の手数料を比較する

手数料の内訳は必ず確認する

ファクタリングの手数料は、その構造もやや複雑です。

ですが、優良業者は手数料の内訳をわかりやすく説明してくれます

逆に悪質な業者は曖昧な名目の手数料を忍ばせてくることがあります。

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疑問点は遠慮なく質問し、納得いく説明がなければ契約は中止しましょう。

手数料以外のコストを確認する

ファクタリングでは、手数料以外に以下のようなコストが発生することがあります。

審査手数料・事務手数料0円~5,000円
印紙代(契約書貼付)契約金額に応じて200円~20万円(5万円未満は非課税)
債権譲渡登記費用
(2社間ファクタリングのみ)
50,000円80,000円

上記以外にも、『債権譲渡登記』を司法書士に依頼する場合には、司法書士への報酬も必要になります。

債権譲渡登記」については、以下の記事をご覧ください。

このようなコストが手数料とは別に要求されないか、契約前に必ず確認しましょう。

消費税は含まれない

消費税法施行令では、売掛金は有価証券として扱われます。

そして有価証券の譲渡は非課税取引となります。

よって、売掛金の譲渡は非課税取引です。

そのためファクタリング会社は消費税を上乗せして請求することはできません。

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手数料の内訳に消費税が含まれているようであれば、きちんとした説明を求めてください。

実質の手数料を比較する

見かけ上の手数料が安いと思って契約をしたら、実は別途「○○手数料」がかかって、結果的に高額の手数料を取られてしまった、ということもあります。

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手数料は、すべての項目が加算された実質の手数料を比較しましょう。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

この記事では、ファクタリングの『手数料』相場とコスト削減の方法を解説しました。

記事の内容をまとめます。

この記事のまとめ
  • ファクタリングの手数料を決める要因は以下の7つ
    • 2社間ファクタリングか3社間ファクタリングか
    • どんな業種・業態向けの債権か
    • 注文書か請求書か
    • 売掛先の信用力
    • ファクタリングの利用回数
    • 売掛金の金額
    • 利用者の人柄
  • ファクタリングの手数料を下げる具体的な方法は以下の4つ
    • 手数料の安いファクタリング会社を選ぶ
    • 相見積もりを取る
    • 取引先の信用力を示す証拠をそろえる
    • 粘り強く交渉する

ファクタリングは便利な資金調達手段です。

しかし、漫然と利用を繰り返していると、積み上がった手数料で資金繰りがさらに悪化することになります。

どうしてもファクタリングを利用せざるをえないときは、手数料が低く、信頼のおけるファクタリング会社を選ぶようにしましょう。

本記事は公開時点の情報を元に作成しており、最新情報とは異なる場合があります
あらかじめご了承ください。

この記事を書いた人

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