INVOYとFintoはどっちが安い?約4.7万円で逆転する手数料シミュレーション【2026年8月】

INVOYとFinto、結局どっちが安いの?
請求書カード払いを調べていると、この2つのサービス名を必ずと言っていいほど目にします。どちらも取引先への支払いをクレジットカードで立て替えてもらい、支払いを先延ばしにできるサービスです。
手数料の表示を見ると、INVOYが一律3.0%、Fintoカード後払いが2.5%。この数字だけを見て「Fintoの方が安い」と決めてしまうと、実は損をするケースがあります。
理由は、どちらのサービスにも「最低手数料」という下限が設定されているからです。この下限額の差によって、支払う金額が約4.7万円を下回ると、逆にINVOYの方が安くなります。
この記事では、INVOYカード払いとFintoカード後払いの手数料を金額別にシミュレーションし、あなたが今支払おうとしている金額なら、どちらが得なのかが分かるように解説します。
- 手数料の%だけを見て、Fintoの方が安いと思い込んでいる
- 自分がこれから支払う金額だと、どちらが得なのか分からない
- 急ぎの支払いにどちらが向いているかも知りたい
お申し込み前に必ずご確認ください
どちらも法人または個人事業主の方向けのサービスです。
※消費者の個人利用はできません。
- 01 INVOYカード払いとFintoカード後払い、手数料の本当の違い(率だけでは判断できない理由)
- 02 支払う金額によって最安が入れ替わる、独自の分岐点シミュレーション
- 03 あなたが今支払おうとしている金額から、今すぐ安い方が分かる基準
そもそも「請求書カード払い」というジャンル自体で迷っている方や、Fintoカード後払いと他社の請求書カード払いを比較したい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。


結論:支払う金額で最安が変わる。約4.7万円が分岐点
1回あたりの支払金額が約4.7万円より少ないならINVOYカード払い、それ以上ならFintoカード後払いが手数料で有利です。
理由はシンプルです。INVOYは一律3.0%、Fintoは2.5%(税抜・実質2.75%)という料率だけを見ればFintoの方が常に安く見えます。
ですが両社とも、少額決済向けに「最低手数料」という下限が設定されています。
この下限額がINVOY300円・Finto1,400円と大きく異なるため、支払う金額が小さいほどINVOYが有利、大きいほどFintoが有利という逆転現象が起きるのです。
| 項目 | INVOYカード払い | Fintoカード後払い |
|---|---|---|
| 運営会社 | FINUX株式会社(OLTAグループ) | トラボックス株式会社(ビジョナル株式会社グループ) |
| 手数料 | 一律3.0%(非課税) | 2.5%(税抜)=実質2.75% ※利用開始月2.2% |
| 最低手数料 | 300円(1万円未満) | 1,400円(5万円以下) |
| 振込速度 | 最短10分 | 最短30分(16時までの申請限定) |
なお、両サービスとも、取引先への支払いをクレジットカードで立て替えてもらい、実際の現金の支出を先延ばしにする「請求書カード払い」というジャンルのサービスです。
そもそも「請求書カード払いとファクタリング、どちらが自分に向いているか」で迷っている方は、先にこちらの記事もご確認ください。

次の章では、この結論をもとに30秒で自己診断できるチャートをご用意しました。
【30秒診断】あなたが選ぶべきはどっち?
次の質問に答えるだけで、あなたに合うサービスが分かります。
Q1. 今回支払う金額は、約4.7万円以上ですか?
「いいえ、約4.7万円未満です」という方は、INVOYカード払いが手数料の面で有利です。最低手数料300円の下限が効いて、率換算では大きな差がつきます。
「はい」という方はQ2に進んでください。
Q2. 金額が4.5万円〜5万円くらいで、ちょうど僅差だと感じますか?
「はい」という方は、手数料の差はごくわずかです。1分1秒でも支払いを急ぎたいならINVOY(最短10分)、対応カードブランドの幅を優先したいならFintoカード後払い(4ブランド対応)を選んでも実害はほとんどありません。
「いいえ、もっとまとまった金額です」という方は、Fintoカード後払いが手数料の面で明確に有利です。金額が大きくなるほど、その差は広がっていきます。
迷ったら、まず「支払う金額が5万円に届くかどうか」だけ確認すればOKです。それだけで、どちらが得か9割方判断できます。
なぜ逆転する?手数料の仕組み(率と最低手数料)
INVOYは一律3.0%(非課税)、Fintoカード後払いは2.5%(税抜)です。消費税10%を上乗せした実質負担率は2.75%になるため、率だけを比較するとFintoの方が常に安く見えます。
でも、両社とも少額の支払いに対応するため「最低手数料」という下限を設けています。
| 項目 | INVOYカード払い | Fintoカード後払い |
|---|---|---|
| 通常の手数料率 | 3.0%(非課税) | 2.5%(税抜)=実質2.75% |
| 最低手数料 | 300円 | 1,400円 |
| 最低手数料の適用条件 | 支払金額1万円未満 | 支払金額5万円以下 |
この「最低手数料の差」が逆転のカラクリです。
たとえば支払金額が2万円のとき、INVOYは2万円×3.0%=600円で済みますが、Fintoは本来の計算なら2万円×2.75%=550円のはずが、最低手数料1,400円が適用されるため実際には1,400円かかります。少額の支払いほど、Fintoの最低手数料の高さが不利に働くのです。
反対に支払金額が大きくなると、Fintoの最低手数料は適用されなくなり、率の低さ(2.75%)がそのまま活きてきます。
「%が低い方が得」とは限らないのが、このINVOYとFintoを比較するうえで一番見落としやすいポイントです。特に少額の請求書を頻繁に支払う方は要注意です。
次の章では、実際にどの金額から逆転するのかを、具体的な数字でシミュレーションします。
【独自試算】金額別シミュレーション表
計算式はシンプルです。
- INVOYカード払い:支払金額×3.0%(ただし計算結果が300円未満のときは一律300円)
- Fintoカード後払い:支払金額×2.75%(ただし計算結果が1,400円未満のときは一律1,400円)
この2つの計算式が交差する金額を求めると、分岐点は約4.7万円(正確には46,667円)になります。
| 支払金額 | INVOYの手数料 | Fintoの手数料 | 有利な方 |
|---|---|---|---|
| ¥10,000 | ¥300 | ¥1,400 | INVOY(¥1,100おトク) |
| ¥30,000 | ¥900 | ¥1,400 | INVOY(¥500おトク) |
| ¥46,667(分岐点) | ¥1,400 | ¥1,400 | 同額 |
| ¥50,000 | ¥1,500 | ¥1,400 | Finto(¥100おトク) |
| ¥100,000 | ¥3,000 | ¥2,750 | Finto(¥250おトク) |
| ¥500,000 | ¥15,000 | ¥13,750 | Finto(¥1,250おトク) |
表の通り、支払金額が約4.7万円を下回るとINVOYが安く、上回るとFintoが安くなります。
しかも金額が大きくなればなるほど、Finto側の有利な差額は絶対額として広がっていきます。
なお、両サービスとも利用開始月は手数料2.2%の優遇があり、記事作成時点で実施中です(優遇の終了時期については、必ず公式サイトでご確認ください)。この優遇を使う場合も、少額決済ではINVOYが、まとまった金額ではFintoが有利という基本的な傾向は変わりません。
1回あたり数万円規模の支払いが多い方はINVOYカード払いを、まとまった金額を扱うことが多い方はFintoカード後払いを検討してみてください。
支払金額が4.7万円未満の方はINVOYカード払い
お申し込み前の確認事項(必須)
- 本サービスは法人・個人事業主様専用です。
- 利用可否はカードの利用可能枠と審査結果によります。
※公式サイトへ移動します
支払金額が4.7万円以上の方はFintoカード後払い
お申し込み前の確認事項(必須)
- 本サービスは法人・個人事業主様専用です。
- 利用可否はカードの利用可能枠と審査結果によります。
※公式サイトへ移動します
スピード・対応ブランドの違い(副次的な判断軸)
手数料以外にも、実務で効いてくる違いが2つあります。振込スピードと対応カードブランドです。
| 項目 | INVOYカード払い | Fintoカード後払い |
|---|---|---|
| 振込速度 | 最短10分 | 最短30分(16時までの申請限定) |
| 対応カードブランド | Visa/Mastercard/JCB(3種類) | Visa/Mastercard/JCB/セゾン(4種類) |
| 複数カードでの分割払い | 最大5枚まで(JCB除く) | 明記なし |
支払いを急いでいる方には、最短10分で振り込まれるINVOYに分があります。一方、セゾンカードをお使いの方や、対応ブランドの幅を重視したい方はFintoカード後払いが選択肢を広げてくれます。
先ほどの手数料の分岐点(約4.7万円)付近の金額であれば、手数料の差はごくわずかです。そのくらいの金額感であれば、この章のスピードやブランド対応で選んでも大きな支障はありません。
INVOYカード払いが向いている人

- 少額決済なら最低手数料300円で圧倒的に有利
- 振込最短10分のスピード
- BIPSA(請求書カード払い協会)登録事業者
- 個人名義カードでも利用可能
- 約4.7万円を超えると率(3.0%)がFintoより高くなる
- 対応ブランドはVisa・Mastercard・JCBの3種類(セゾン非対応)
| INVOYカード払い(FINUX株式会社)のサービス詳細 | |
|---|---|
| 手数料 | 一律3.0%(非課税) ※利用申込金額1万円未満は一律300円 ※初めて利用する方限定:利用開始月から最大2ヶ月間2.2%(スタート応援キャンペーン実施中。適用条件・詳細は公式サイトでご確認ください) |
| 振込速度 | 最短10分 (振込日指定は申込日から最短当日〜最長30日後まで可) |
| 利用可能額 | 指定なし (上限はカード会社が定める利用上限額に依存) |
| 対応カードブランド | Visa/Mastercard/JCB (JCBのプリペイドカードを除く。3Dセキュア設定必須) |
| 複数カード分割払い | 最大5枚まで (VISA/Mastercardのみ対応。JCBは複数枚非対応) |
| 利用対象 | 法人・個人事業主 |
| 社会保険料等の納付 | 対応(Pay-easy対応の納付書) 健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料・労災保険料・事業の税金 ※個人の税金・国民健康保険料・国民年金保険料は対象外 |
| 運営会社情報 | |
| 会社名 | FINUX株式会社(OLTAグループ) |
| 所在地 | 〒107-6004 東京都港区赤坂1丁目12番32号 アーク森ビル4F |
| 確認日 | 2026年8月4日(公式サイトにて確認) |
| 公式サイト | https://go.invoy.jp/lp/settlement/pay/basic_v2/ |
INVOYカード払いが向いているのは、少額の請求書を頻繁に支払う方です。最低手数料300円という下限の低さが、他社にはない強みになっています。
また振込最短10分というスピードも大きな魅力です。急ぎの支払いにも対応しやすいサービスといえます。
一方で、支払金額が約4.7万円を超えてくると、率の高さ(3.0%)がじわじわ効いてきて、Fintoカード後払いの方が安くなっていきます。まとまった金額の支払いが中心の方は、次の章のFintoカード後払いもあわせてご検討ください。
- 少額決済に強い(最低手数料300円)
- 振込最短10分のスピード
- BIPSA(請求書カード払い協会)登録事業者としての裏付けがある
- 個人名義カードでも利用可能
- 約4.7万円を超える支払いでは割高になりやすい
- 対応ブランドはVisa・Mastercard・JCBの3種類(セゾン非対応)
INVOYカード払いに申し込む
お申し込み前の確認事項(必須)
- 本サービスは法人・個人事業主様専用です。
- 利用可否はカードの利用可能枠と審査結果によります。
※公式サイトへ移動します

Fintoカード後払いが向いている人

- まとまった金額ほど手数料が有利(実質2.75%)
- Visa・Mastercard・JCB・セゾンの4ブランド対応
- 個人名義カードでも利用可能
- 支払先が個人事業主でも利用可能
- 約4.7万円未満の少額決済は最低手数料1,400円で割高になりやすい
- 振込は最短30分(16時までの申請限定)
| Fintoカード後払い(トラボックス株式会社)のサービス詳細 | |
|---|---|
| 手数料 | 2.5%(税抜) ※実質2.75%(税込) ※利用開始月は2.2%(キャンペーン中) ※支払金額5万円未満は一律1,400円 |
| 利用可能額 | 指定なし (カードの利用上限額まで・複数枚登録可) |
| 振込速度 | 最短即日 (16時までの申請で最短30分※土日祝除く) |
| 対応カードブランド | Visa / Mastercard / JCB / セゾンカード ※国内発行のカードのみ |
| 利用対象 | 法人・個人事業主(個人名義カードOK) |
| 社会保険料の納付 | 対応 |
| 振込先への通知 | なし(振込名義を指定可能) |
| 運営会社情報 | |
| 会社名 | トラボックス株式会社(ビジョナル株式会社〈東証プライム4194〉グループ) |
| 所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー12F |
| 登録 | 電子決済代行業者 関東財務局長(電代)第137号 |
| 確認日 | 2026年7月4日(公式サイトにて確認) |
Fintoカード後払いが向いているのは、1回あたりの支払金額が大きい方です。約4.7万円を超えたあたりから、率の低さ(実質2.75%)がしっかり効いてきて、INVOYより安くなります。
対応カードブランドの広さも強みです。Visa・Mastercard・JCBに加えてセゾンカードにも対応しているため、カードの選択肢を広げたい方にも向いています。
ただし、少額の請求書を頻繁に支払うタイプの方には、最低手数料1,400円がやや重く感じられるかもしれません。その場合は前の章のINVOYカード払いもあわせてご検討ください。
- まとまった金額の支払いほど手数料が有利
- Visa・Mastercard・JCB・セゾンの4ブランドに対応
- 個人名義カードでも利用可能
- 支払先が個人事業主でも利用可能
- 約4.7万円未満の少額決済は最低手数料1,400円で割高になりやすい
- 振込は最短30分・16時までの申請に限られる
Fintoカード後払いに無料登録する
お申し込み前の確認事項(必須)
- 本サービスは法人・個人事業主様専用です。
- 利用可否はカードの利用可能枠と審査結果によります。
※公式サイトへ移動します

運営会社の信頼性とBIPSA登録状況
サービスを選ぶうえで、運営会社の信頼性も気になるポイントです。
| 項目 | INVOYカード払い | Fintoカード後払い |
|---|---|---|
| 運営会社 | FINUX株式会社(OLTAグループ) | トラボックス株式会社 |
| 上場グループ | 非上場(OLTAグループ) | 東証プライム上場(ビジョナル株式会社グループ) |
| 認証・登録 | ISMS(ISO/IEC27001)取得 | 電子決済代行業者 関東財務局長(電代)第137号 |
| BIPSA(請求書カード払い協会)登録 | 登録事業者として確認済み | 非公開(確認できていません) |
INVOYカード払いは、請求書カード払い協会(BIPSA)の登録事業者一覧に運営会社の記載があることを確認しています。
第三者機関への登録という客観的な事実は、サービス選びの安心材料の一つになります。
Fintoカード後払いについては、記事作成時点でBIPSA登録事業者一覧への記載を確認できていません。ただし、運営会社のトラボックス株式会社は東証プライム上場のビジョナル株式会社グループに属し、電子決済代行業者としての登録も受けています。
BIPSA自体が新しい仕組みなので、現時点ではBIPSA登録の有無だけで一律に優劣を判断せず、あわせて公式サイトを確認することをおすすめします。
よくある質問
まとめ:支払う金額で選ぼう
INVOYカード払いとFintoカード後払いは、どちらも表示されている手数料率だけでは正しく比較できません。最低手数料の差により、支払う金額が約4.7万円を境に有利不利が入れ替わります。
- 1回あたりの支払金額が約4.7万円未満の方 → INVOYカード払い
- 1回あたりの支払金額が約4.7万円以上の方、セゾンカードを使いたい方 → Fintoカード後払い
なお、どちらも法人または個人事業主の方が対象のサービスです。ご自身の支払い規模に合わせて、無駄のない方を選んでみてください。
迷ったらここ!支払う金額別・おすすめの選択肢
最低手数料300円で少額決済に強く、振込は最短10分。急ぎの支払いにも対応できます。
実質2.75%とまとまった金額ほど有利。Visa・Mastercard・JCB・セゾンの4ブランドに対応しています。
請求書カード払い全体でどのサービスを選ぶか迷っている方は、比較ランキングもご覧ください。

