Fintoと三井住友カード請求書カード払いはどっち?JCB対応可否・手数料で比較【2026年8月】

請求書カード払いを使いたいけど、Fintoと三井住友カード、結局どっちがいいの?
請求書カード払いを調べていると、この2つのサービス名を必ずと言っていいほど目にします。どちらも取引先への支払いをクレジットカードで立て替えてもらい、支払いを先延ばしにできるサービスです。
でも、手数料の数字だけを見て選ぶと、思わぬところでつまずくことがあります。
実は、この2つのサービスには「対応しているカードブランド」という決定的な違いがあります。お手持ちのカードによっては、比較する以前に選べる方が決まってしまうケースもあるのです。
この記事では、Fintoカード後払いと三井住友カード請求書カード払いを、対応カードブランド・手数料・支払先の制約の3軸で比較し、あなたがどちらを選ぶべきかが分かるように解説します。
- お持ちのクレジットカードがJCBだけで、使えるサービスがあるのか不安
- 支払先が個人事業主で、どちらのサービスが使えるか分からない
- どちらも名前は聞いたことがあるが、違いをきちんと理解していない
Visa・Mastercardをお持ちの方は、支払う金額と支払先によって選び方が変わります。
お申し込み前に必ずご確認ください
どちらも法人または個人事業主の方向けのサービスです(消費者の個人利用はできません)。
三井住友カード請求書カード払いは、支払先も法人格を有する企業宛の請求書に限られます。
- 01 Fintoカード後払いと三井住友カード請求書カード払いの決定的な違い(対応カードブランド)
- 02 手数料はどちらが安いのか、金額別の独自試算
- 03 あなたの保有カードと支払い金額から、今すぐ選ぶべき方が分かる基準
そもそも「請求書カード払い」と「ファクタリング」のどちらが自分に合っているか迷っている方は、先にこちらの記事もご覧ください。

結論:JCBならFinto、Visa・Mastercardなら金額規模と支払先で選ぶ
お持ちのカードがJCBだけなら、Fintoカード後払いを選んでください。
三井住友カード請求書カード払いはVisa・Mastercardのみの対応で、JCBには使えません。
ですが、Visa・Mastercardをお持ちの方は、もう少し詳しく状況を確認する必要があります。
1回あたりの支払額が大きいなら手数料の安いFinto、少額の支払いが中心なら三井住友が有利になりやすく、また支払先が個人事業主かどうかによっても選ぶべきサービスが変わります。
| 項目 | Fintoカード後払い | 三井住友カード請求書カード払い |
|---|---|---|
| 運営 | トラボックス株式会社(ビジョナル株式会社グループ) | 株式会社インフキュリオン(三井住友カードは取次) |
| 対応カードブランド | Visa/Mastercard/JCB/セゾン | Visa/Mastercard(JCB非対応) |
| 手数料 | 2.5%(税抜)=実質2.75%※利用開始月2.2% | 3%(税込) |
両サービスとも、取引先への支払いをクレジットカードで立て替えてもらい、実際の現金の支出を先延ばしにする「請求書カード払い」というジャンルのサービスです。
なお、支払いを延ばせる期間はどちらも「最大60日程度」とほぼ同水準で、大きな差はありません。
しかし、対応しているカードブランドと手数料の構造には明確な違いがあります。次の章から、それぞれ詳しく見ていきましょう。
【30秒診断】あなたが選ぶべきはどっち?
次の質問に順番に答えるだけで、あなたに合うサービスが分かります。
Q1. お持ちのクレジットカードはJCBだけですか?
「はい」の方は、Fintoカード後払いが唯一の選択肢です。三井住友カード請求書カード払いはVisa・Mastercardのみの対応のため、JCBカードでは利用できません。
「いいえ、Visa・Mastercardも持っている」という方はQ2に進んでください。
Q2. 支払先は個人事業主(個人名義)ですか?
「はい」の方は、Fintoカード後払いが向いています。三井住友カード請求書カード払いは支払先も法人格を有する企業宛の請求書に限られるため、個人事業主宛の支払いには使えません。
「いいえ、支払先は法人です」という方はQ3に進んでください。
Q3. 1回あたりの支払額は、約5.1万円以上ですか?
「はい」の方はFintoカード後払い、「いいえ、5.1万円未満です」という方は三井住友カード請求書カード払いが、手数料の面で有利になりやすい傾向があります(詳しくは後述の独自試算で解説します)。
迷ったら、まずは「JCBかどうか」だけ確認すればOKです。三井住友カード請求書カード払いはVisa・Mastercard限定なので、この1点だけで選択肢が絞られる方も多いはずです。
決定的な違い:対応カードブランド(JCBは三井住友が非対応)
Fintoカード後払いはVisa・Mastercard・JCB・セゾンの4ブランドに対応していますが、三井住友カード請求書カード払いはVisa・Mastercardの2ブランドのみで、JCBには対応していません。
| カードブランド | Fintoカード後払い | 三井住友カード請求書カード払い |
|---|---|---|
| Visa | ○ | ○ |
| Mastercard | ○ | ○ |
| JCB | ○ | × |
| セゾンカード | ○ | × |
三井住友カード請求書カード払いには、2022年6月に開始した旧サービス(NTTコムウェアとの共同運営)と、2025年5月20日に開始した現行のWinvoice版があります。
ネット上には旧サービスの情報も混在していますが、現在案内されているのはWinvoice版のみで、対応ブランドはVisa・Mastercardです。
JCBカードをお持ちの方が三井住友カード請求書カード払いを検討しても、この時点で選択肢から外れてしまいます。
「三井住友カードのサービスだからJCBも使えるはず」と思われる方もいるかもしれませんが、現行のWinvoice版はVisa・Mastercard限定です。カードをお手元で確認してから申し込みましょう。
JCBカードを利用するなら
【独自試算】手数料はいくらの支払いならどちらが安い?
手数料の数字だけを見ると、Fintoカード後払いの2.5%の方が三井住友カード請求書カード払いの3%より安く見えます。ただしFintoの2.5%は税抜表記のため、消費税10%を上乗せした実質2.75%が実際の負担率になります。
しかし、両社とも「最低手数料」が設定されているため、支払う金額によって有利・不利が逆転します。
| 項目 | Fintoカード後払い | 三井住友カード請求書カード払い |
|---|---|---|
| 手数料率 | 2.5%(税抜)=実質2.75%(税込) | 3%(税込) |
| 最低手数料 | 1,400円(税抜)=実質1,540円(税込)(5万円未満) | 300円 |
具体的な金額でシミュレーションしてみましょう。
| 支払額 | Fintoの手数料(税込) | 三井住友の手数料 | 有利な方 |
|---|---|---|---|
| 1万円 | 1,540円(15.4%相当) | 300円(3.0%) | 三井住友 |
| 3万円 | 1,540円(5.1%相当) | 900円(3.0%) | 三井住友 |
| 5.1万円 | 1,540円(3.0%相当) | 1,540円(3.0%) | 同額(分岐点) |
| 10万円 | 2,750円(2.75%) | 3,000円(3.0%) | Finto |
| 50万円 | 13,750円(2.75%) | 15,000円(3.0%) | Finto |
クロスオーバー地点は約5.1万円です。三井住友の最低手数料300円は支払額1万円で率3.0%と一致し、それ以上は「3%課金」に切り替わります。
Fintoの実質最低手数料1,540円(税込)は、支払額が1,540円÷3%=約5万1,333円のときに三井住友の3%課金額と並びます。
つまり、支払額が約5.1万円未満なら三井住友カード請求書カード払い、約5.1万円以上ならFintoカード後払いの方が手数料を抑えられます。
少額の支払いを繰り返す方は三井住友、まとまった金額を一度に支払う方はFintoが手数料面で有利になりやすい、と覚えておくとよいでしょう。
ただし手数料は変更される可能性があるため、最新の料率は必ず各社公式サイトでご確認ください。
見落としがちな違い:三井住友は支払先も法人限定
意外と見落とされがちなのが、支払先(お金を受け取る取引先)に関する制約です。
三井住友カード請求書カード払いは、支払先も法人格を有する企業宛の請求書に限定されています。個人のフリーランスや個人事業主宛への支払いには利用できません。
一方、Fintoカード後払いには、この制限は明記されていません。
外注費や業務委託費を、個人事業主として活動する取引先へ支払っているケースでは、この違いが選択を左右する重要なポイントになります。
支払先が個人事業主の方は、Fintoカード後払いを検討してください。
なお、支払いを延ばせる期間についてはどちらのサービスも「最大60日程度」を案内しており、大きな差はありません。この記事では、その点を優劣の判断材料にはしていません。
Fintoカード後払いが向いている人
Fintoカード後払いは、JCBやセゾンカードをお持ちの方、まとまった金額(目安5.1万円以上)を支払う方、支払先が個人事業主の方におすすめです。

- 業界最安水準の手数料(2.5%〜)
- JCB含む4ブランド対応
- 個人名義カードOK
- 支払先が個人事業主でも利用可
- 5万円未満は最低手数料1,540円(税込)で割高
- カードの利用可能枠が上限になる
| Fintoカード後払い(トラボックス株式会社)のサービス詳細 | |
|---|---|
| 手数料 | 2.5%(税抜) ※実質2.75%(税込) ※利用開始月は2.2%(キャンペーン中) ※支払金額5万円未満は一律1,400円 |
| 利用可能額 | 指定なし (カードの利用上限額まで・複数枚登録可) |
| 振込速度 | 最短即日 (16時までの申請で最短30分※土日祝除く) |
| 対応カードブランド | Visa / Mastercard / JCB / セゾンカード ※国内発行のカードのみ |
| 利用対象 | 法人・個人事業主(個人名義カードOK) |
| 社会保険料の納付 | 対応 |
| 振込先への通知 | なし(振込名義を指定可能) |
| 運営会社情報 | |
| 会社名 | トラボックス株式会社(ビジョナル株式会社〈東証プライム4194〉グループ) |
| 所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー12F |
| 登録 | 電子決済代行業者 関東財務局長(電代)第137号 |
| 確認日 | 2026年7月4日(公式サイトにて確認) |
- JCB・セゾンカードを含む4ブランドに対応している
- 個人名義のカードでも利用できる(法人カード不要)
- 支払先が個人事業主でも利用できる
- 社会保険料の納付にも対応している
- 支払額が5万円未満だと最低手数料1,540円(税込)が適用され、割高になりやすい
- カードの利用可能枠が上限になるため、大口の支払いには使えない場合がある
編集部でSNSや口コミサイトを調査しましたが、Fintoカード後払いについて実名・実体験にもとづく独立した口コミは、現時点では確認できませんでした。
公式サイトでは、イベント出店料や広告費など具体的な業種・金額を明記した利用事例が紹介されています。
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- 本サービスは法人・個人事業主様専用です。
- 支払先が個人事業主でも利用できます。
- 利用可否はカードの利用可能枠と審査結果によります。
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三井住友カード請求書カード払いが向いている人
三井住友カード請求書カード払いは、Visa・Mastercardをお持ちで、少額の支払いが中心の方、支払先が法人の方におすすめです。

- 最低手数料300円で少額利用に強い
- BIPA(請求書カード払い協会)登録事業者
- 三井住友カードの大手ブランドの安心感
- JCBカードには非対応
- 手数料3%はFintoよりやや高め
- 支払先も法人格を有する企業宛に限られる
| 三井住友カード 請求書カード払いのサービス詳細 | |
|---|---|
| 対象者 | 法人・個人事業主(日本国内のみ) |
| 対応カード | 国内発行のVisa・Mastercardブランドのクレジットカード ※JCBなど一部ブランドは不可 |
| 手数料率 | 通常3%(税込) ※最低手数料:一律300円 |
| 支払い延長期間 | 最大60日間 (クレジットカード利用時のみ。カードによって異なる) |
| 振込速度 | 最短即日〜3営業日以内 (カード決済承認後) |
| 振込先への通知 | なし(バイヤー指定の名義で振込) |
| 登録費用 | 無料(Web完結) |
| 対象請求書 | 銀行振込指定の法人宛請求書のみ ※コンビニ払い・納付書は対象外 |
| Winvoiceへの登録審査 | あり (カード決済時はカード会社の判断あり) |
| BIPA登録 | あり(請求書カード払い協会) |
| 運営会社情報 | |
| BIPS事業者 | 株式会社インフキュリオン(Winvoice提供・運営) |
| 取次パートナー | 三井住友カード株式会社 |
| サービス開始 | 2025年5月20日 |
| 公式サイト | https://www.smbc-card.com/camp/seikyusyobarai/index.html |
- 最低手数料が300円と低く、少額の支払いに強い
- 請求書カード払い協会(BIPA)の登録事業者として運営されている
- 三井住友カードという大手ブランドの安心感がある
- JCBカードには対応していない
- 手数料率は3%とFintoよりやや高め
- 支払先も法人格を有する企業宛に限られ、個人事業主宛の支払いには使えない
Fintoカード後払いと同様、編集部の調査では実名・実体験にもとづく独立した口コミは確認できませんでした。
ご利用にあたっては、公式サイトで最新の条件をご確認ください。
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- 支払先も法人格を有する企業宛の請求書に限られます。
- 利用可否はカードの利用可能枠と審査結果によります。
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よくある質問
まとめ:カードブランドと支払う金額・支払先で選ぼう
Fintoカード後払いと三井住友カード請求書カード払いは、どちらも取引先への支払いを先延ばしにできるサービスですが、対応カードブランドと手数料の構造、支払先の制約が異なります。
JCBカードしかお持ちでない方はFintoカード後払い一択です。
Visa・Mastercardをお持ちの方は、支払額が大きいならFinto、少額中心なら三井住友、支払先が個人事業主ならFinto、という基準で選んでください。
どちらも法人・個人事業主向けのサービスなので、まずは無料登録でご自身の条件に合うかを確認してみてください。
迷ったらここ!条件別・おすすめの選択肢
手数料2.5%(初月2.2%)。JCB・セゾンにも対応し、最短30分で取引先へ振込できます。
最低手数料300円で少額利用に強く、BIPA登録済みで安心感があります。
もっと多くの請求書カード払いサービスを比較したい方は、7社を横並びで比較した記事もあわせてご覧ください。

本記事の情報は2026年8月4日時点の各社公式サイト調査に基づきます。手数料・キャンペーン内容は変更される場合がありますので、お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
