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「でんさい(電子記録債権)割引」とファクタリングの違いを徹底比較!中小企業・個人事業主におすすめなのはどっち?

取引先から『支払いを手形からでんさいに変えたい』と言われたが、よくわからない……

でんさい割引の審査に落ちてしまった。他に資金調達の方法はないの?

建設業や運送業、製造業などの経営者の方から、こうしたご相談をよくいただきます。

手形に代わる新たな決済手段として普及している「でんさい(電子記録債権)」を使った資金調達である「でんさい割引」。手数料(金利)が安いため魅力的ですが、銀行の審査が必要で導入ハードルが高いのが難点です。

「今すぐ現金が必要」「銀行の審査に通るか不安」という場合、実は「ファクタリング」の方が適しているケースが多々あります。

この記事では、「でんさい割引」と「ファクタリング」の決定的な5つの違いをわかりやすく解説し、あなたの会社の状況に合った資金調達方法を診断します。

目次

そもそも「でんさい(電子記録債権)割引」と「ファクタリング」とは?

両方とも「売掛金(将来お金をもらう権利)」を現金化する手段ですが、仕組みが異なります。

でんさい(電子記録債権)と「でんさい割引」とは?

「でんさい」を一言で言えば、「手形のデジタル版」です。

従来、紙でやり取りしていた手形を、電子データとして記録・管理します。「でんさいネット」という銀行間のネットワークを利用するため、「でんさい割引」は銀行融資に近い性質を持ちます。

  • メリット: 手数料(割引料)が銀行金利並みに安い。手形の紛失リスクがない。
  • デメリット: 利用には事前の銀行審査と登録が必要。取引先(支払企業)と自社(受取企業)の双方が導入していないと使えない。

ファクタリングとは?

「ファクタリング」は「請求書の売買」です。

あなたが持っている売掛金(請求書)を、ファクタリング会社(民間企業)に買い取ってもらうことで、期日より前に現金化するサービスです。

  • メリット: 審査が柔軟で、最短即日で現金化できる。取引先に知られずに利用できる(2社間ファクタリング)。
  • デメリット: 「でんさい割引」に比べると手数料が高めになる。

決定的な違いは5つ!比較ポイントを徹底解説

経営者にとって重要な「コスト」「スピード」「審査」などの観点で比較しました。

比較項目でんさい(電子記録債権)割引ファクタリング
手数料(コスト)年利 1.0%〜数% 程度
※銀行融資と同水準で安い
数% 〜 10%前後
※民間サービスのため割高
現金化スピード数日〜数週間
※初回審査や登録に時間がかかる
最短数十分 〜 即日
※オンライン完結型なら非常に早い
審査難易度厳しい(銀行審査)
※赤字やリスケ中は利用困難
柔軟(売掛先重視)
※赤字・税金滞納でも利用可能
取引先への通知必須
※双方向での登録が必要なため
不要(2社間取引の場合)
※取引先に知られず資金調達可能
償還請求権
(未回収リスク)
あり(リスク負担あり)
※取引先が倒産したら、弁済義務がある
なし(リスク負担なし)
※取引先が倒産しても、返済義務はない

1. 手数料:圧倒的に「でんさい割引」が安い

「でんさい割引」は銀行融資の一種とみなされるため、年利数%という低金利で利用できます。一方、ファクタリングは債権の売買手数料がかかるため、コスト面では「でんさい割引」に軍配が上がります。

2. 審査難易度:「ファクタリング」の方が通りやすい

ここが最大の分かれ道です。

  • でんさい割引: 自社の信用力が重視されます。決算書の内容が悪かったり、税金の未納があったりすると、銀行の審査に落ちる可能性が高いです。
  • ファクタリング: 「売掛先(取引先)がしっかり支払ってくれるか」が最重視されます。そのため、自社が赤字決算や税金滞納中であっても、利用できる可能性が非常に高いです。

3. 償還請求権:ファクタリングの方が安全?

あまり知られていませんが、重要なポイントです。

「でんさい割引」で資金化した後、万が一取引先が倒産して不渡りになった場合、あなたには銀行にお金を返す義務(償還請求権)が生じます

一方、多くのファクタリング契約は「償還請求権なし(ノンリコース)」です。もし取引先が倒産しても、あなたが代わりにお金を払う必要はありません。

ファクタリングの償還請求権と「ノンリコース契約」について詳しく知りたい方は、以下の記事を御覧ください。

あなたはどっち?状況別のおすすめ診断

ここまで読んで、「結局、うちはどっちを使えばいいの?」と迷っている方も多いでしょう。

編集長

状況別のおすすめをまとめました。

コスト・信用重視 でんさい(電子記録債権)割引
  • 取引先から「でんさい払い」を指定された
  • 銀行との付き合いが長く、融資も通る
  • 資金化まで数週間待つ余裕がある
  • とにかく手数料を安く抑えたい
お急ぎならコチラ!
スピード・柔軟性重視 ファクタリング
  • 「今日中」「明日まで」に現金が必要
  • 銀行融資やでんさい審査に落ちた
  • 赤字決算・税金滞納などの事情がある
  • 取引先に内緒で資金調達したい
  • 取引先がでんさいを導入していない

「でんさい割引」を断られたらファクタリングが正解

「でんさい割引」の利用を申し込んだが、銀行から断られた……

「でんさい割引」を断られるケースは珍しくありません。「でんさい割引」はあくまで「融資枠」を使うため、銀行の厳しい審査基準が適用されるからです。

しかし、諦めるのはまだ早いです。銀行で断られた債権でも、ファクタリング会社なら買い取ってくれるケースがほとんどです。

特に「2社間ファクタリング」なら、取引先に通知することなく、スピーディーに現金化が可能。「銀行審査はダメだったけど、ファクタリングでつなぎ資金を確保して、黒字倒産を防げた」という事例は数多くあります。

2社間ファクタリング」の仕組みは、以下の記事で詳しく詳解しています。

「でんさい割引」と比較検討したい!おすすめファクタリング会社3選

「でんさい割引の手数料には惹かれるが、審査やスピード面でファクタリングを使いたい」という方のために、手数料が低めで、信頼性が高く、スピードも早い3社を厳選しました。

お急ぎの方へ
迷ったらこの4つから選べば間違いなし
総合力No.1 ファクタリング
QuQuMo(ククモ)

スマホ完結・必要書類が少なく最速で現金化

安心・実績 ファクタリング
PMG株式会社

対面面談でしっかり相談・大口資金調達も安心

個人・少額 ファクタリング
ラボル

24時間365日即時入金・土日祝も対応

手数料2.5% 請求書カード払い
Fintoカード後払い

借入なし!カードで支払いを最長60日延長

第1位 QuQuMo(ククモ)

業界トップクラスの低コストとスピード

QuQuMo

「でんさい割引のような手軽さ」を求めるならQuQuMoが最適です。手続きはスマホ・PCだけで完結し、面談も不要。

サービスのスペック

  • 手数料1%
  • 入金スピード:最短2時間
  • 利用対象:法人・個人事業主
  • 契約形態:2社間(取引先に通知なし)
  • 特徴: 請求書と通帳のみで審査可能。上限手数料が明記されているため、安心して利用できます

最短2時間で送金・完全非対面で完結

『ククモ』の詳細情報
QuQuMo(ククモ)のサービス詳細
手数料1.0% 〜
※実務上の上限目安は14.8%。売掛先の信用度・取引履歴により変動します。
資金化スピード最短2時間
(平日・午前中の申込・書類不備なしが条件)
審査スピード最短30分
取扱金額下限・上限なし
(少額から大口まで対応可)
契約形態2社間ファクタリング(3社間は非対応)
取引先への通知なしで利用可
償還請求権なし(ノンリコース)
※売掛先倒産時の返済義務なし
個人事業主◎ 積極対応
フリーランス含む。追加書類が必要な場合あり
オンライン契約対応(Web完結)
※クラウドサイン(弁護士ドットコム監修)を利用
債権譲渡登記不要
(登記簿に履歴が残らないため、将来の銀行融資に影響しにくい)
必要書類(法人)対象請求書 / 全銀行口座の入出金明細(直近3ヶ月分)/ 代表者の本人確認書類
必要書類(個人事業主)上記3点+開業届または確定申告書一式 など
運営会社情報
会社名株式会社アクティブサポート
代表者羽田 光成
設立2017年9月
資本金1,000万円
所在地〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-13-10 南池袋山本ビル3階
電話番号0120-670-680
営業時間平日のみ
※土日祝日・夜間は審査・入金に対応していません
公式サイトhttps://ququmo.com/

第2位 PMG株式会社

【対面対応】担当者の顔を見て契約したい人におすすめの実力派

PMG株式会社

『PMG株式会社』は、「ネットだけの契約は少し不安…」という方におすすめです。

東京・大阪・福岡に拠点を持ち、希望すれば対面で担当者から契約内容の丁寧な説明を受けることができます。 また、プライバシーマークを取得しており、情報の取り扱いも厳重。独立系ファクタリング会社としての実績もトップクラスで、信頼感を重視する経営者に選ばれています。

特に建設業・運送業への支援実績が豊富で、業界特有の事情(工期の遅れや支払いの変更など)にも精通しており、単なる資金調達だけでなくキャッシュフロー改善のコンサルティングも受けられます

サービスのスペック

  • 手数料: 2.0%〜
  • 入金スピード:最短2時間
  • 利用対象:法人・個人事業主
  • 契約形態:2社間(取引先に通知なし)/ 3社間
  • 特徴:対面でしっかり相談したい人向け

\経営改善のサポートにも対応/

『PMG株式会社』の詳細情報
ピーエムジー(PMG)のサービス詳細
手数料 1% 〜 10%
※上限10%は業界トップクラスの低さ
資金化スピード 最短2時間
(平均3日 / スピード対応に定評あり)
買取可能額 50万円 〜 2億円
(大口案件も安心して任せられる規模)
契約形態 2社間 / 3社間
(取引先に通知なしで利用可)
償還請求権 なし(ノンリコース)
※売掛先倒産時の返済義務なし
個人事業主 ◎ 利用可能
(※売掛先が法人の場合に限る)
オンライン契約 対応
(電子契約でスピーディーに完結)
債権譲渡登記 留保可能
(審査により登記なしで契約可)
必要書類請求書・成因資料

通帳のコピー(直近3ヶ月分)

決算書(2期分 / 個人は確定申告書)
運営会社情報
会社名ピーエムジー株式会社
代表者佐藤 貢
所在地東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル25階
営業時間 平日 8:00 〜 20:00
※朝早くから対応可能
事業内容ファクタリング・資金調達支援

補助金・助成金サポート

財務コンサルティング
公式サイト https://p-m-g.tokyo/

第3位 ラボル

24時間365日いつでも即振込!土日の資金ピンチに対応

ラボル

『ラボル』は、東証プライム上場企業(株式会社セレス)の子会社が運営する安心のサービスです。

最大の特徴は「土日祝日を含め、24時間365日振込対応」であること。金曜の夜や週末に急に資金が必要になった場合、他のファクタリング会社は休みであることが多いですが、『ラボル』なら即座に解決できます。

サービスのスペック

  • 手数料:一律10%
  • 入金スピード:最短30分
  • 利用対象:法人・個人事業主
  • 契約形態:2社間(取引先に通知なし)
  • 特徴土日祝日・24時間振込対応

Web完結で電話連絡なし。誰にもバレずに利用可能です。

『ラボル』の詳細情報
ラボル(株式会社ラボル)のサービス詳細
手数料一律10%
※請求書の金額にかかわらず変動なし
資金化スピード最短30分で審査完了
(審査通過後は原則24時間365日・即時振込)
買取可能額1万円〜
(上限は与信枠や利用回数により変動。公式に明示なし)
契約形態2社間ファクタリング
(オンライン完結・取引先に通知なしで利用可)
償還請求権なし(ノンリコース)
※売掛先倒産時の返済義務なし
個人事業主◎ 積極対応
※個人事業主・フリーランス特化型サービス
オンライン契約対応(Web完結)
※対面・電話でのヒアリングなし
必要書類 請求書

本人確認書類

取引先とのやり取りがわかるエビデンス(メール・チャット等)
運営会社情報
会社名株式会社ラボル
設立2021年12月1日
親会社株式会社セレス(東証プライム上場)
公式サイトhttps://labol.co.jp/lp/factoring

よくある質問(FAQ)

よくある質問

「でんさい割引」と「ファクタリング」に関して、よくある疑問にお答えします。

個人事業主ですが「でんさい割引」は使えますか?

利用可能ですが、ハードルは高めです

制度上は個人事業主も利用できますが、利用には銀行での審査と口座開設が必要です。

法人のような信用実績がない場合、審査に時間がかかったり、断られたりすることがあります。個人事業主の方は、手軽な「ファクタリング」の方がスムーズな場合が多いです。

「でんさい」で受け取った債権をファクタリング会社に売ることはできますか?

一部のファクタリング会社では可能です

基本的には銀行で「でんさい割引」を行いますが、銀行審査に通らない場合、ファクタリング会社がその電子記録債権を買い取る(譲渡を受ける)サービスを提供していることがあります。

ただし、すべての業者が対応しているわけではないため、事前の確認が必要です。

取引先に「ファクタリング」や「でんさい割引」の利用はバレますか?

「でんさい割引」はバレますが、「2社間ファクタリング」ならバレません。

「でんさい割引」は取引先もシステムに登録する必要があるため、必ず知られます。一方、2社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社の2者間だけで契約を行うため、取引先に通知が行くことはありません。

2社間ファクタリング」の仕組みは、以下の記事で詳しく詳解しています。

建設業で「手形」の代わりに「でんさい」を求められました。拒否できますか?

協議は可能ですが、業界の流れとして移行が進んでいます。

下請法などの絡みもあり、無理強いはできませんが、手形の廃止は国の方針でもあります。

もし「でんさい」の導入が難しい(銀行審査に通らない等)場合は、その旨を正直に伝え、振込払いにしてもらうか、どうしても資金繰りが厳しい場合はファクタリングを活用して入金ズレを解消するなどの対策が必要です。

銀行融資(信用保証協会付きなど)への影響はありますか?

ファクタリングなら、基本的に影響はありません。

「でんさい割引」は借入金として信用情報(JICC/CIC等ではなく銀行内データやCRD)に記録される可能性がありますが、ファクタリングは「売買契約」のため、借入金(負債)としては扱われません。

決算書の見た目を良くしたい場合(オフバランス化)にもファクタリングは有効です。

まとめ

この記事のまとめ

「でんさい割引」は手数料の安さが魅力ですが、銀行審査という高い壁があります。

もし、「銀行審査に通るか不安」「今すぐ現金が必要」という状況であれば、無理に「でんさい割引」にこだわらず、ファクタリングを検討するのが賢い選択です。

まずは、紹介した「QuQuMo」や「PMG株式会社」などの無料見積もりを活用し、「自分の請求書がいくらになるのか?」を確認することから始めてみてはいかがですか?

お急ぎの方へ
迷ったらこの4つから選べば間違いなし
総合力No.1 ファクタリング
QuQuMo(ククモ)

スマホ完結・必要書類が少なく最速で現金化

安心・実績 ファクタリング
PMG株式会社

対面面談でしっかり相談・大口資金調達も安心

個人・少額 ファクタリング
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24時間365日即時入金・土日祝も対応

手数料2.5% 請求書カード払い
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この記事を書いた人

資金調達スタート編集部のアバター 資金調達スタート編集部 農業経営者 Webメディア運営者

資金調達スタート編集部
稲作農家 / Webメディア運営者

合同会社いろな代表社員。2017年創業。稲作をはじめて10年目。
2020年に「資金調達スタート」の運営を開始し、6年目を迎えました。
B2B高単価アフィリエイトで年間収益600万円超(2024年実績)。

創業当初、収穫後の入金を待つ間に資金がショートし、金融機関や支援機関などから「決算実績が浅い」という理由で融資・補助金を断られた経験からファクタリングと出会いました。自らの資金繰り経験をもとに、中小企業・個人事業主が損をしない資金調達選びをサポートしています。

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