新型コロナウイルスの影響が続く中、新たな資金調達の手段として「オンラインファクタリング」に注目が集まっています。
この記事では、なぜ個人事業主が他の資金調達手段よりもオンラインファクタリングを利用すべきなのかを、私の実体験を元に解説します。
個人事業主は資金調達にオンラインファクタリングを利用するべき

個人事業主の資金調達には、オンラインファクタリングを利用しましょう。
理由としては、以下の3つが挙げられます。
- 仕事現場にいながらWeb完結で資金調達できる
- 手数料が通常のファクタリングより割安
- ファクタリングは借金にならない
以下で一つずつ、詳しく説明します。
なぜ個人事業主はオンラインファクタリングを利用するべきか?

理由1:仕事現場にいながらWeb完結で資金調達できる
オンラインファクタリングなら、仕事現場にいながらWeb完結で資金調達が可能です。
たとえば、事務所にいながらスマホを使って必要書類の画像をアップロード、審査結果を待って、オンラインで契約までできてしまいます。

特に面談不要なサービスは、経営について根掘り葉掘り聞かれることもなく、時間的にも精神的にも楽に資金調達ができます。
体験談1:借入にこだわったことで取引先に迷惑をかけてしまった
個人事業主だった頃、繁忙期に資材や外注費の支払いが続いたことで資金繰りが悪くなったことがありました。
どうしても資金調達の必要があったので、銀行やノンバンクを巡って資金調達に奔走したことで、なんとか急場を凌ぐことはできましたが、肝心の仕事は遅れ、取引先に迷惑をかけることに。
こんなときオンラインファクタリングなら、申込みから契約までオフィスにいながら手続きできるので、仕事の合間に資金調達の手続きができます。

当サイトでイチオシしているQuQuMo(ククモ)onlineのように面談も不要なサービスであれば、まったくオフィスを出ることなく資金調達することも可能です。

理由2:手数料が通常のファクタリングより割安
オンラインファクタリングでは、通常のファクタリングに比べて手数料が割安になっていることが多いです。
たとえば、QuQuMo onlineは手数料は1%〜となっていますが、運営会社の株式会社アクティブサポートのファクタリングの場合、手数料は2%〜です(2021年9月時点)。
わずか1%の違い?と思うかもしれませんが、高額な債権を売却する際には、手数料数%の違いが、大きな差になることもあります。

とくに、個人事業主の場合、法人に比べると割高な手数料が設定されることも多くなっています。
少しでも手数料の安いファクタリングサービスを探している方には、オンラインファクタリングはピッタリです。

体験談2:オンラインファクタリングを利用したことで手数料が削減できた
私が従来型のファクタリングを利用していた頃は、手数料が15%〜20%程度かかっていました。利用のたびに少し安くなることもありましたが、あまり大きな変化はありません。
そのため一時的な資金難を乗り越えても、手数料負担のせいで、その後の資金繰りが苦しくなる一方でした。

一方で、利用するサービスをオンラインファクタリングに変えてからは手数料が10%台で済むようになったんです。
この数%の差が、私のような小規模事業者の資金繰りには大きな差になっています。
理由3:ファクタリングは借金にならない
ファクタリングは売掛金を売却して資金化するサービスであり、借金にはなりません。
たとえば融資やビジネスローンを利用すると、会計上、負債が生じます。
一方、ファクタリングは売掛金が解消されるだけなので、負債には影響しません。
貸借対照表において負債が増えないのですから、以後の融資の審査にマイナスの影響が発生することはありません。

個人の信用情報にも載らないので、信用力への影響もなく安心です。

体験談3:借入による資金調達に苦労の連続
いまは法人になったことで融資を通しやすくなりましたが、個人事業主だったころは銀行を巡っても、なかなか借入ができませんでした。
ノンバンクのビジネスローンも個人事業主は対象外なことも多く、資金調達には苦労しました。
なんとか借入ができても担保や連帯保証を付ける必要があり、事業が立ち行かなくなると、すべてを失ったうえに、借金だけが残るということにもなりえます。
その点、ファクタリングはすでに確定している売掛債権を売却するだけなので、借金ではありません。

ファクタリングの契約に担保や保証人は不要です。
さらに、万が一取引先が倒産するなどの事態で、売掛金が回収できなくなるような場合であっても、ノンリコース契約のファクタリングならば、弁済の必要もありません。

オンラインファクタリングにも注意点はある
以上で述べたようにメリットの多いオンラインファクタリングですが、もちろん注意するべきポイントもあります。

ここでは、主な注意点を2つ取り上げます。
借入より手数料は高い
オンラインファクタリングは、通常のファクタリングにくらべて手数料が安い傾向があることはすでに述べたとおりです。
それでも、融資等に比べて非常に高いコストを払うことになるのは事実です。
ただしファクタリングは借金ではないので、長期間にわたって高額の利息に悩まされることはありません。
審査の柔軟性が低い場合もある
オンラインファクタリングでは、オルタのクラウドファクタリングや、PayToday、LINKのようにAIを利用した審査をおこなっているサービスもあります。
これらのサービスは、審査スピードや、手数料などの面でメリットがある反面、人間による審査のような柔軟性は望み薄です。
また必要書類が完備できない場合にも、審査が通らないことがほとんどです。
審査に不利な条件の場合は、AIを利用したファクタリングを避ける、または手続きが簡単なことを利用して、複数社に査定を申し込むのが有効です。

まとめ:個人事業主はオンラインファクタリングを利用するべき

まとめます。
- 仕事現場にいながらWeb完結で資金調達できる
- 手数料が通常のファクタリングより割安
- ファクタリングは借金にならない
以上のことから、個人事業主の方ほど、オンラインファクタリングを利用するべきです。
オンラインファクタリングはまだまだ新しいサービスです。
サービスの数もどんどん増えていますが、ファクタリング会社ごとに少しずつ利用しやすさが異なっています。
以下の記事で、私がおすすめするオンラインファクタリングサービスをまとめていますので、ぜひ参考にして、資金調達を成功させてください。
